チューリップ　フミリス　テタテタ (3球入) [Tulipa humilis 'Tete a tete']

初春に少し黒みのある真紅の八重咲きの花を咲かせ、
かわいらしい中にもオトナっぽさのある、
魅惑すぎる小型の原種チューリップです。

3月の後半頃、グレイみを帯びた
細く、曲線美のある葉で芽吹き、
3月末〜4月初旬頃、さほど花茎を伸ばさずに
地際で、コロンと丸く花形の整った、
ダークめ真紅色の花を咲かせます。

原種チューリップというと
初春を告げるたいへん明るく可愛らしい花という
イメージがありますが、
本種フミリス　テタテタは、
ただかわいいだけではなく、
少し大人びた雰囲気があり、
他にはない地際に咲く八重咲き花も
たいへん印象的な品種です。

真っ赤というよりは少し黒みを帯びた花色と、
グレイッシュな葉色の絶妙なバランスによって
グっと落ち着いた雰囲気を漂わせます。

4月初頭の庭の風景の中で、
本種の鮮明な黒み真紅はとてもよく目立ち、
とても小型の植物ですが、
季節のフォーカルポイントになります。

原種チューリップを数種、
それぞれコロニーのように植えて、
花の違いを対比させても面白いですし、
アリウム　カラタビエンセの美葉や
セダム属の芽吹き、
ユーフォルビア属の水色葉や紫葉と
合わせても素敵でしょう。

群生美のある植物です。
3球以上をまとめて植えることで
コロニーのような自然な感じになり、
植栽効果も上がります。

球の間隔をキッチリ整えて植えるよりも
やや無造作な間隔で植える方が
いい感じの仕上がります。
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学　名：Tulipa humilis 'Tête à tête'
科名等：ユリ科　耐寒性球根
花　期：初春
草　丈：15cm程度
お届けの規格：3球入袋