アリウム オブリクウム(1球入) [Allium obliquum]

アリウム オブリクウム(1球入) [Allium obliquum]

販売価格: 2,800円(税込)

在庫なし

商品詳細

初夏〜夏の庭で、
青緑みの細長い茎の先に
少しだけ緑みがかった淡黄色の
小さい球状の花房を咲かせる、
たいへんレアでオーナメンタル、
利用範囲の広い魅惑的なアリウムです。

日本の園芸界をリードする
ガーデンデザイナー 吉谷桂子さんによる
北海道の銀河庭園でも誇らしく
植えられているのを見て、
球根をお探しの方も多いことでしょう。

日本ではたいへん入手困難なレア種ですが
少量ながら乙庭でも導入することができました。

草丈1mくらいで珍妙な花が咲き、
晩春から初夏、色とりどりな花が開花する
宿根草植栽に織り交ぜると
とてもお洒落ナチュラルで植栽効果を
発揮してくれるでしょう。

本種のアリウム オブリクウムは、
ルーマニアからモンゴルにいたる
ユーラシア大陸の比較的冷涼で乾燥ぎみの
内陸部に自生が見られます。
ネギの仲間らしいワックスがかった
青緑色の葉茎と少し緑みがかった
淡黄色の花との対比がとても美しく、
主張しすぎることなく植栽の中で、
ナチュラルながらもほどよい
オーナメンタルな存在感を発揮してくれます。

春にはチャイブのような
細長い葉が存在感控えめに茂り、
植栽に紛れ込みます。
そして夏、茂る植栽の中から
細長い花茎を立上げ、
青緑色の葉茎とコントラストのよい
淡黄色の球状の花序を咲かせます。

花茎がとても細いため
花が咲いたときの様子は、
植栽の中に淡黄色の球花が
浮いているように見えます。
たいへん面白いオーナメンタルな
植栽効果があり、
普通のアリウムに飽きたらない
アート志向の園芸家の方々に
ぜひ創作的にチャレンジして
いただきたい素敵品種です。

アリウム スファエロセファロン種のように
花茎もややクネクネと曲がり易く、
その花茎の様子も面白く、
独特の鑑賞価値があります。

アリウム属は、夏の休眠期に
球根が腐って消え易いとよくいわれます。
本種 オブリクウムは、比較的降水量の少ない
冷涼な地域原産の植物なので、
北海道など、夏に冷涼な地域での
植えっ放し植栽か、温暖な地域では
開花後に掘り上げて球根を乾燥貯蔵する
栽培手法で球根を維持していくとよいでしょう。

非常にオーナメンタルながら
野的な雰囲気もある種なので
庭の植栽にとてもなじみやすいです。

水色系のグラス類や紫葉のセダム、
エキナセアや二フォーフィアなどと合わせると
野的な雰囲気がありつつ
非常にオーナメンタルで美しい植栽になります。

性質も丈夫で存在感もあり、
その上、他の植物とも合わせやすく、
たいへん有用な種だと思います。

群生美のある植物ですので5球以上を
植栽に混ぜ込んで使うとたいへん効果的です。

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学 名:Allium obliquum
科名等:ユリ科 耐寒性球根
花 期:晩春〜初夏
草 丈:1m程度
お届けの規格:1球入袋