アリウム レッドモヒカン (1球入) [Allium 'Red Mohican']

初夏の庭で細長い茎の先に
ダーク臙脂色の直径5cm程度の球状花房の、
頂部を上に引き延ばしたような、
オーナメンタルでひょうきんな魅力のある
たいへん魅惑的なアリウムの最新品種です。

アリウムの別品種　フォーロックによく似ていますが
本種　レッドモヒカンは、花色がより赤紫みが強く、
花房頂部の飛出し方が顕著な品種となります。

草丈75cmくらいで咲き、
ボーダーガーデンの中前列あたりに
ピッタリの品種です。

春にはチャイブの葉を太くしたような
細長い葉が存在感控えめに茂り、
植栽に紛れ込みます。
そして初夏の頃、茂る植栽の中から
細長い花茎を立上げ、
直径5cm程度で頂部を引き延ばしたような
ダーク臙脂色のひょうきんな球状花房を咲かせます。

アリウム　フォーロックにも似ていますが
花色はアリウム　スファエロセファロンに近いです。
たとえていうならば、
アリウム　スファエロセファロンの花房をより大きくして
頂部を上に引き延ばしたような感じの花です。

このひょうきんな花容は、
アリウムの品種改良の新しいトレンドのようです。

非常に変わった咲き方をするため
たいへん面白オーナメンタルな植栽効果があり、
目を引く品種です。

本種、レッドモヒカンはまだ紹介されて間もない最新品種のため、
日本での耐暑性などはまだ詳しいデータがありません。

一般に、アリウム属の球根は、
夏の休眠期に球根が腐って消え易い傾向がありますので
安全を期すのであれば、
花後に花茎が枯れ下がってきたら球根を掘り上げるか
鉢植えで乾かして休眠させる等の方法で
貯蔵夏越しするとよいでしょう。

非常にオーナメンタルで
他にはないとても変わった雰囲気もある種なので
ぜひお庭の植栽に取り入れていただきたい品種です。

水色系のグラス類や紫葉のセダム、
エキナセアや二フォーフィアなどと合わせると
野的な雰囲気がありつつ
非常にオーナメンタルで美しい植栽になります。

個性的でありながら他の植物ともよく協調し、
たいへん有用な種だと思います。

群生美のある植物ですので
3球以上をまとめて植えると効果的です。

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学　名：Allium 'Red Mohican'
科名等：ユリ科　耐寒性球根
花　期：初夏〜夏
草　丈：80cm程度
お届けの規格：1球入袋