【重要!】秋植え球根2025 オランダにおけるチューリップ生産量減と世界的物価高騰などの世界情勢に伴う価格や販売数、球根品質への影響について。

【重要!】秋植え球根2025 オランダにおけるチューリップ生産量減と世界的物価高騰などの世界情勢に伴う価格や販売数、球根品質への影響について。
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2025年度の秋植え球根の予約販売につきまして、仕入れ元の各輸入業者からの連絡によると、チューリップなどの主要生産国であるオランダにて2023年秋〜2024年春にかけて、異常多雨により播種の遅延や水害が発生して球根の作付け面積と生産量が大きく減少し、切花需要の増加による園芸用球根の供給が縮小しているとのことです。

また日本側での検疫基準が世界的にとても厳しいことから、オランダの生産者が対日本への輸出を嫌気する流れもあり、今年度はチューリップを中心に球根の輸入量の縮小と卸売価格の高騰傾向が強まっているとのこと。

今年度は主な生産国であるオランダでは特にチューリップの生産量が少なく、前述のような情勢からも輸入業者が仕入れられる数量もやや少なくなっており、例年よりもかなり早期の完売が予想されます。いったんオンラインショップで予約完売した品種について、私どもから業者への追加注文が通るかどうかも不透明な状況ですので、ぜひ出品在庫があるうちにお早めにご予約いただくことをおすすめいたします。

また、球根のクオリティにおいても、昨今の気候変動により品種によって大きさが小さめであったり、小傷があったりものもあります。しかし現地生産者も国内輸入業者もそれを正規品と認定して流通しています。明らかに不良であるものについては私どもでもチェックして輸入業者から代品を取り寄せておりますが、国内外の業者では認定しないレベルのものです。お客様には、何度も検品をした上で大切に球根を発送しておりますが、農産物であり気候環境によって作柄に大きな影響をうける商品であり、ヨーロッパで生産された時点でそのような状態のものでございますのでそのような「球根が小さい」「小傷がついていた」との理由でのクレームは、たいへん恐縮ではございますが、ご容赦いただきたく存じます。

「世界でも最も品質にこだわる」日本からのクレームトラブルが重なることで、日本向けの輸出をやめてしまう海外生産者も多く、将来的に日本の園芸での植物選択の自由度を狭めてしまうことにもなりかねません。

よくご理解の上、ご予約をご検討くださいませ。
お客さまにおかれませしてはたいへんご不便をおかけいたしますが、ご理解ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。