チューリップ　ツルケスタニカ (5球入) [Tulip turkestanica]

花弁が開いて花の中央が黄色、外側が
白色のなる可憐で美しいバイカラーの平咲き花が
とても春らしく、チューリップというよりは少し
スイセンの花を連想させるランダムな
少し横向きぎみの咲き方となる様子も
野趣がありナチュラルな植栽によく似合う、
たいへん魅惑的な小型の原種チューリップです。

本種　ツルケスタニカは
キルギスタンやウズベキスタンなどの
中央アジア地域原産のチューリップです。
発見当初はシルベストリスの変種とされていましたが
1800年代後半に独立した種となりました。

3月末〜4月初旬頃、30~40cm程度の花茎を伸ばして
平咲き花容で花の中央部が黄色、外側は白色となる
可憐で野趣のある美しい花を咲かせます。

チューリップというと、まっすぐ植え向きの花を
連想しがちですが、本種 ツルケスタニカ は
ちょっとスイセンに似たような、ランダムな
横向きぎみの咲き方をします。

いろんな方向を向いた花が咲くので、
わざとらしくなく、とても自然な野の花といった
風情を感じさせてくれます。

黄色と白のバイカラーの可憐は花は春の庭で
強い生命力を感じさせてくれ、小型の植物ですが、
珍しい花色でとても目を引きます。

同じく野趣を感じさせるエピメディウムの仲間や、
黄金葉の落葉低木の芽吹きなどと
合わせても素敵でしょう。

また、シラーやフリチラリアなどと、
落葉樹の木陰に植えてナチュラルな
スプリングバルブ植栽にしても
バッチリよく合います。

群生美のある植物です。
5球以上をまとめて植えることで
コロニーのような自然な感じになり、
植栽効果も上がります。

球の間隔をキッチリ整えて植えるよりも
やや無造作な間隔で植える方が
いい感じの仕上がります。


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学　名：Tulip turkestanica
科名等：ユリ科　耐寒性球根
花　期：初春
草　丈：30~40cm程度
お届けの規格：5球入袋